金・プラチナ・銀 貴金属市況情報1月19日、18日2017年

NY 金、プラチナ下落。 1/19/2017日付

*終値($ドル/オンスOZ)

金 Gold  1201.50   -10.60
プラチナ PT  956.40  -15.50
銀 Silver  17.002  -0.27
NYドル/円  114.88

 1月19日、NY貴金属市場の金は下落。米利上げ観測の強まりから金は売られました。本日発表となった2016年12月の米住宅着工件数は、前月比11.3%増の122万6000戸と、市場予想(120万戸)を大きく上回りました。その上、米新規失業保険申請件数も事前の予想より大幅に下回ったことにより、米利上げペースが早まるのではないかとの思惑から、外為市場にてドル高・ユーロ安が進行しました。これを受けて金は軟調に推移しました。プラチナも下落。連日の米株価下落によるプラチナ需要の減少を懸念し下落して引けました。

NY 金、プラチナ下落。 1/18/2017日付

*終値($ドル/オンスOZ)

金 Gold  1212.10  -0.80
プラチナ PT  971.90  -11.20
銀 Silver  17.274  +0.126
NYドル/円  114.68

 1月18日、NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高・ユーロ安を受けて金は軟調に推移しました。米地区連銀景況報告(ベージュブック)の公表や、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を待つムードが強まるなか、本日発表となった米経済指標は総じて良好でしたが市場の反応は薄く、小動きに推移しました。取引終了後に発表となったベージュブックでは、米経済の緩やかな成長が続くとの見通しが示されたほか、多くの地域で労働市場の引き締まりや、賃金の上昇圧力が強まるとされ、米国の利上げペースが速まるとの見方が一部で浮上しました。また、イエレンFRB議長が講演にて「急激な追加利上げは必要ない」としつつも「2019年まで年数回の追加利上げを想定している」と述べたことにより安全な資産とされる金は売られました。一方、プラチナは下落。米株価下落を嫌気した売りにプラチナは軟調に推移しました。

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