【ブランド品の豆知識3】ブランドバッグ本物と偽物の違い6つのポイント

その① 素材

 ブランドバッグの素材は革だけではありません。たとえば、ルイヴィトンの場合、キャンバス地をレザートリムコートしている素材を使用しています。本物であれば、表面に触れたときの感触はドライであり、べたついたり、脂っぽくすべる様な感触はありえません。そして、ファスナーなど、全ての金具類には必ずブランドの刻印があり、中空のものはないので重みを感じます。

その② 縫製

 本物のステッチは全て完璧に均等であり、縫い目の終わりに糸が無かったり、縫い目が行ったり来たりしている雑な縫製はありえません。ルイヴィトンのロゴやシャネルのキルティングなどの繰り返しパターンがつなぎ目でズレる縫製はありえません。必ず、つなぎ目でもマッチしているはずです。

その③ ライニング(バッグの内側)

 偽造品の殆どは、写真を参考に製造していることから内側までコピーできていません。内側の色まで正確に合わせているものは稀です。正規代理店などで本物の内側の色を確認している方には、その色の違いが分かります。本物は全て同じ色であり、ものによってその色調が暗めになることはありえません。

その④ ポケット

 本物をみて正確にコピーしている偽造品なのか、又は写真を参考に製造していることが分かる理由に、ポケットの有無があります。例えば、偽造シャネルのトートバックの裏にポケットがなかったり、コーチのバッグの裏にポケットではなくファスナーがあるケースがあります。

その⑤ 製造場所

 偽造ルイヴィトンの殆どは「Made in France」と表記・刻印されています。しかし、ルイヴィトンはフランスのみでなく、スペインで製造されたラインも存在します。

その⑥ スペルミス

 偽造品の中には、Leatherの「L」一文字を欠落したり、酷い物ではブランド名でさえ間違えているスペルミスが刻印などにあるものもあります。また、スペルは正しくとも刻印がはっきりとしていなかったり、文字の字体が本物とは微妙に異なります。

 

 これらの他に、日本ではあまり見ないケースですが、本物にカスタム修理を施した為に、本物と確認しづらいものもあるようです。

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