【金の豆知識2】純度と品位

■金の品位・純度

ゴールドの純度は、10金・12金・14金・18金・20金・24金で分けられ、24分率で数値を表します。

◆24金(K24)

純度99.99%以上の混合物が一切入っていない純金のことで、金としての価値も一番高くなります。
一般的には、インゴット(延べ棒)やコインに使用されています。インゴットに「99.99%」と表示してあれば純金です。
先述しましたように、純金はとても柔らかく変形しやすいので、アクセサリーに適しているとはあまり言えません。

◆22.6金(K22.6)

金は24分の22.6の割合で使用されていて、22金の次に純度の高いゴールドです。
純度が純金に近いので、こちらもアクセサリーに適しているとはあまり言えません。

◆22金(K22)

金は24分の22の割合で使用されていて、20金の次に純度の高いゴールドです。
純度が純金に近いので、こちらもアクセサリーに適しているとはあまり言えません。

◆20金(K20)

金は24分の20の割合で使用されていて、18金の次に純度の高いゴールドです。
ゴールドの中でも一番美しいとされている金ですが、日本ではあまり産出されません。

◆18金(K18)

金は24分の18の割合で使用されていて、14金の次に純度の高いゴールドです。
喜平ネックレスなどのアクセサリーはこの純度が大多数を占めていて、金の中でもポピュラーなものです。
金独自の美しさ、また加工しても傷がつきにくい割合なので、万能な合金なのです。

◆14金(K14)

金は24分の14の割合で金が使用されていて、12金の次に純度の高いゴールドです。
加工しやすく硬さがかなりあるので、複雑なデザインに適しています。

デザインを重視しているヨーロッパやアメリカなどでよく使用される合金で、18金よりも高度な細工が可能です。

◆12金(K12)

金は24分の12の割合で使用されていて、10金の次に純度の高いゴールドです。
硬度は十分にありますが、汗などにより変色しやすいので、18金と比べると難点があります。

◆10金(K10)

金は24分の10の割合で使用されていて、最も純度の低いゴールドです。12金同様、18金に比べ変色しやすい合金です。
14金や10金を使ったファッションジュエリーで幅広くゴールドに親しんでもらうためにが海外では広がっています。
しかし、需要がまだまだ少ない日本では、純度の低いゴールドを海外で購入しても、壊れた場合など修理に出したい時、取り扱えてくれる業者が少ないため、購入する際は注意が必要です。

金についてもっと知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

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