【金貨の種類】

■1oz(オンス) メイプルリーフ金貨

カナダ王室造幣局より発行されている地金型金貨であるメイプルリーフ金貨は、 1979年から毎年発行されています。デザインは、表面にはエリザベスⅡ世、裏面にはサトウカエデの葉が描かれています。1ozの他にも、1/25oz ・1/10oz ・1/4oz ・1/2ozがあります。

■1oz(オンス) ウィーン金貨

オーストリア造幣局より発行されている地金型金貨であるウィーン金貨は、1989年から毎年発行されています。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をモチーフにしたデザインで、表面にはパイプオルガン、裏面にはビオラなどの管弦楽器が描かれており、ハーモニー金貨とも呼ばれています。1ozの他に1/2oz、1/4oz、1/10ozがあります。2004年には1000oz(31.1kg)の重さの金貨が15枚限定で発行されました。

■1oz(オンス) パンダ金貨

中国造幣公司より発行されている地金型金貨であるパンダ金貨は、1982年から毎年発行されています。1ozの他に1/2oz、1/4oz、1/10oz、1/20ozの5種があり、特別記念として12ozと5ozの物が別にあります。デザインは、 表面にはジャイアントパンダ、裏面には北京天壇が描かれています。メイプルリーフなどは金の品位が99.99%の保証純度に対して、99.9%と低いパンダ金貨は、地金市場での信頼性は若干劣っています。

■1oz(オンス) クルーガーランド金貨

南アフリカ共和国造幣局より発行されている地金型金貨であるクルーガーランド金貨は、純金の含有量が正確に1oz(約31.1g)含まれています。デザインは、表面にはトランスヴァール共和国の元大統領ポール・クリューガー、裏面には南アフリカに生息しているスプリングボックが描かれています。現在、地金方金貨の主流は純金製ですが、1980年ごろはクルーガーランド金貨が主流でした。1ozの他に1/2oz、1/4oz、1/10ozがあります。

■1oz ブリタニア金貨

イギリスの王立造幣局より発行されている地金型金貨であるブリタニア金貨は、1987年から毎年発行されています。デザインは、表面にはエリザベス女王、裏面にはブリタニア女神が描かれています。1ozの他に1/2oz、1/4oz、1/10ozがあります。

■10ドル インディアン金貨

アメリカのインディアン金貨は、全体の90%が金で残りの10%は銅で作られており、品位はK21.6です。インディアン金貨は全部で10ドル(ヤング・インディアン)、5ドル・2.5ドル(オールド・インディアン)の3種類があります。

■ナポレオン金貨

ナポレオン金貨は、流通した金貨のことで、19世紀始めから20世紀始めにかけてフランスで鋳造されました。狭義では、表面にナポレオン3世が描かれている20フランの事(1852年から1870年に発行)を指します。広義では、フランスの20フラン金貨すべてを指し、さらには19世紀以降に作られたフランスの金貨の総称として、5、10、40、50、100フランの金貨も含めたものをナポレオン金貨と呼ばれることもあります。

■天皇陛下御即位記念 10万円金貨

造幣局より1990年(平成3年)4月10日に天皇陛下御即位記念10万円金貨は発行され、発行枚数は200万枚もあります。ちなみに、素材は金を使われていますが、溶かしたりしてしまうと日本の硬貨なので貨幣損傷等取締法という刑法を犯すことになり、1年以下の懲役または20万円以下の罰金が処されますので絶対にやらないでください。

■皇太子殿下御成婚記念金貨 5万円

1993年の平成5年、皇太子・徳仁殿下と小和田家の長女・雅子様の御成婚を記念して、造幣局より9月9日に皇太子殿下御成婚記念5万円金貨は発行されました。
表には波と瑞鳥の鶴2羽が、裏には皇太子殿下のお印の梓と菊の御紋章が描かれています。

【発行枚数:2,000,000枚】

■明治 旧20円金貨

それまでの小判、分金、穴銭などの貨幣に変えて近代的な洋式貨幣を発行するために、明治政府は香港および英国から鋳造機を導入し明治3年11月から最初に銀貨の鋳造を初め、明治4年(1871年)8月から金貨を発行しました。欧米諸国に倣い当初金貨は天皇の肖像を入れるデザインの予定でしたが、畏れ多い、皇族のお顔が手垢にまみれるのは好ましくないという理由などから、変わりに龍(天子を表わす)が描かれています。ちなみに、日本の高知県で2010年に発行された地方自治施行60周年記念プルーフ銀貨の坂本竜馬が描かれるまで、特定の人物の肖像が硬貨に描かれることは一度もありませんでした。
明治に発行された金貨は、大きく2種類に分けられています。
1つは、明治3~30年銘の、旧1円(縮小)・旧1円・旧2円・旧5円(縮小)・旧5円・旧10円・旧20円の金貨。もう1つは、明治30年~昭和7年銘までの、新5円・新10円・新20円の金貨があります。

■「記念金貨」と「地金型金貨」の違い

「記念金貨」と「地金型金貨」が金貨にはあります。投資用に鋳造された金貨のことを地金型金貨と言い、その鋳造は各国政府(造幣局)が行っており、 各国の政府が品位・重量に関しては保証しています。地金型金貨の価格は、流通コストや鋳造コストなどのプレミアムが上乗せされているため、金地金よりもグラムあたりの価格は高くなっています。

地金型金貨として発行されたものには法定通貨としての額面表示と共に、含有する金の量目表示が通常刻まれています。品位(純度)が表示されていることもありますが、必ずしも額面と量目は比例しません。また金貨の市価と比べると額面は極めて低く設定されています。基本的には投資用ですが、年代ごとにデザインや発行数などが国によっては変化があり、収集型金貨のような要素を持ち合わせた金貨もあります。

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買取実績-Pt900リング、ダイヤ0.700ct
商品名
Pt900リング、ダイヤ0.700ct
買取金額
200,000円
状態
鑑定書付き
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買取実績-地金型小判
商品名
地金型小判
買取金額
75,530円
状態
純金刻印あり
買取ポイント
純金製の小判です。本物の小判ではありませんが、純金が多く使われているため高価買取になりました。
買取実績-中国切手小型シート
商品名
中国切手小型シート
買取金額
90,000円
状態
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