【記念硬貨の豆知識】

■記念硬貨の価格

記念硬貨は、発行枚数の少ない希少価値があるため、大変人気で価格が高くなりやすいです。
発行枚数が多いものは、逆にコレクターの方がすでに持っていたりするためあまり価格が高くなりません。
また、人気の有無や同じ発行枚数でも価格が変わります。
(例:地方自治法60周年記念の千円のカラーコイン…一番人気は「北海道」。他の地方よりも価格が高い。)

■2000年以降のコインは希少?

2000年(平成12年)以降は、消費税が5%になったことや、貨幣は紙幣に比べてもともと長期間の使用ができて耐久性も高いため、製造枚数が少ない硬貨があります。
全部が珍しいわけではありませんが、1円、5円、50円の3種類の硬貨は、2011年(平成23年)の1年間にそれぞれ456,000枚しか製造されていません。しかも、それは全部貨幣セットに使用されているため、一般には流通していない状態です。そのようなことから、他に比べて平成23年に作られた貨幣セットはどれも希少価値が高くなっています。

■コインの保管方法

保管する場合は、専用のコインホルダーがあるのでコインホルダーに入れておくときれいな状態を保てます。
記念硬貨は始めからケースが付いている場合が殆どなので、そのままで保管してください。
コインを裸のままで保管していると、表面に傷が付いたり錆びてしまったり、変色しています。

■プルーフ貨幣って何?

プルーフ貨幣とは、日本では1987年(昭和62年)に本格的に製造され、通常の貨幣とは違い、主にコレクション用として発行される貨幣です。
コインの地肌が鏡面仕上げされていることがプルーフ貨幣の特徴で、日本でプレミアム貨幣として発行されたものはすべてプルーフ貨幣です。また、通常貨幣のプルーフ貨幣は、画像判断の機能が付いている最新の自動販売機でも使用可能です。

■プルーフ貨幣の作り方

  • (1)まず、プルーフ貨幣は、鏡面状に円形(えんぎょう:貨幣の形に打ち抜かれた金属板)を研磨し、クリーンルームでプレス機で埃などが付かないよう2度圧印作業をします。(通常貨幣は1度のみ)
  • (2)模様が2度圧印作業をすることによって、より鮮明になります。
  • (3)防錆塗料が変色等を防ぐために塗られます。
  • (4)人の目で一つ一つ厳しくチェックされ、チェックをクリアしたものがケースに組み込まれてプルーフ貨幣セットとして販売されます。

■カラーコインって何?

2003年(平成15年)、日本では青森で開催された第5回アジア冬季競技大会を記念してカラーコインを発行され、海外でデザイン性を高めるために近年では色をつけた貨幣が発行されております。日本ではそれ以来、発行されている千円銀貨はすべてカラーコインであり、日本で発行されているカラーコインはすべてプルーフ貨幣でもあります。

■カラーコインの作り方

プルーフ貨幣の作り方と変わらず、途中までは基本的に同じです。

  • (1)防錆塗料が塗られた後に、カラーコインは印刷作業(パッド印刷)が入ります。
  • (2)コインの表面に所定の色を作り出しすため、繰り返し色ごとに作られた版を塗り重ねていきます。
  • (3)人の目で色や模様の状態をチェックし、ケースに組み込まれます。

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