


一般的に知られている様に金(純金)は金色ですが、ジュエリーなどで使われているゴールドには金色の他にも色々な色の金があります。それらのカラーゴールドは金に他の金属を混ぜた合金となっています。その配合する金属の種類や配合された量によって金の色合が変化し、色々な種類のカラーゴールドになります。
金をカラーゴールドにするためだけでなく、別の金属を割金として混ぜ合金にすることでジュエリー、アクセサリーに使用したときの金の強度を増すことができます。割金に使用される主な金属は銀、銅、パラジウムです。カラーゴールドの種類と配合されている金属の種類をご紹介します。また、下記のカラーの他にも割金の種類と配合率によってパープルゴールドやグレーゴールドなど、様々な色のゴールドが作られています。
一般的な金色に輝くゴールドで、銀と銅を割金に使用し銀の割合を多めにすることで金の黄色い色合いを保ちます。
グリーンに近い金色にするには、割金を銀のみにします。「青金」や「青割」とも日本では呼びます。
ピンクに近い金色にするには、割金を銅のみにします。少量の亜鉛やニッケルをレッドゴールドに配合したり、パラジウムを加えたりもして色みを表現します。
銀と銅を使用しますが、赤に近い金色にするには割金を銅のみにすることで、銅の色みの強い赤色になります。「赤金」や「赤割」とも日本では呼びます。
白色化させるには、割金をパラジウム銀や、ニッケルなどの白っぽい金を混ぜます。プラチナと間違えやすい見た目ですが、まったく違うものです。
色みを出すには、ルテニウムを表面にメッキします。ホワイトゴールドの色を加工したゴールドです。
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