ブランド食器の種類

高級食器ブランド一例

ウェッジウッド
Wedgwood & Corporation Limited

 ロイヤルドルトン社と並ぶ世界最大級の陶磁器メーカーの一つであるウェッジウッドは、イギリスの英国王室御用達 陶磁器メーカー。ジョサイア・ウェッジウッドによって1759年に設立されました。ウェッジウッドブルーとも呼ばれている独特で高貴な印象のあるブルーの使い方が特徴的です。主にティーセットなどの高級食器を製造・販売していますが、アクセサリ、タオル、テーブルクロスなども扱っています。

ロイヤル コペンハーゲン
The Royal Copenhagen Manufactory

 イヤープレートが有名なデンマークの陶磁器メーカーブランド。手描きによるコバルトブルーの絵柄が特徴的で、植物などのモチーフが多く見られます。絵付けはすべて手描きによるもので、それぞれの製品の裏側にはロイヤルコペンハーゲンのマークと、アーティストのサイン、シェーブナンパーが入れられています。1868年から制作されているブルーフルーテッドは、ベストセラーのひとつです。唐草模様パターンで緻密で繊細なレース技術が世界中で愛されています。

ヘレンド
Herend | Herendi pocelánygyár

 1826年ハンガリーの首都ブダペストから南西120kmほどのヘレンド村で、ショプロン出身のヴィンツェンツ・シュティングルにより創業。19世紀後半のヨーロッパを彩る三人の皇妃たちに愛され、独特の世界を築きました。特に当時各地の万国博覧会で多くの賞を獲った中国テイスト美術様式シノワズリは、テーブルウエアからアクセサリーなど多彩な商品展開をしています。ヘレンドは現在もハイクォリティーな手作り・手描きの磁器を生産し続けており、代表絵柄にヴィクトリアシリーズ,インドの華,ウィーンの薔薇,アポニー・シリーズがあります。

マイセン
MEISSEN | Meißen

 17世紀頃の西洋社会では東洋からもたらされた白磁に憧れ、各国が競ってその製造開発に乗り出しました。ザクセン選帝侯兼ポーランド王のアウグスト2世も錬金術師ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーを幽閉し、白磁を作るように命じ1709年に白磁の製造に成功しました。翌1710年、健在の「国立マイセン磁器製作所」にあたるドレスデンに王立ザクセン磁器工場が設立されました。ヨーロッパで初めて硬質磁器を生みだしたドイツの名窯マイセンのはじまりです。マイセンの代表作には下記のようなデザイン・図案があります。

【ブルーオニオン 】
 中国の東洋磁器に描かれたコバルトブルーのザクロが西洋に伝わり、ザクロが知られていなかった西洋ではタマネギと誤認されたことでつくられた図案。1739年に完成。1860年代に意匠登録されましたが、19世紀末の財政危機の際に使用権が売却さ、現在ではマイセンの他にフッチェンロイターやデュビでも生産されています。

【インドの華・柿右衛門・ドラゴン 】
 マイセン窯の絵付けとしては初期に確立された、シノワズリ図案による染付食器シリーズ「柿右衛門」はその名の通り柿右衛門窯の図案の写しです。「ドラゴン」は景徳鎮窯などから輸出された食器などに使用されていた龍の図案の写しです。

【ドイツの華 】
 ドイツで自生する草花を題材とする染付食器シリーズ。1730年代絵付師のヨハン・クリーガーによって初めて描かれたと推定されています。以後植物図鑑などに題材を求めて拡張され、テーブルウェア一式として18世紀中頃に整備されました。

【猿の楽団 】
 初期のマイセン窯を代表する原型師であり長くマイセン窯の造形主任を務めたヨハン・ケンドラーと同じく原型師のペーター・ライニッケの2名によって1765年に創作された一連の人形シリーズ。猿がオーケストラの楽団員に扮する寓意に満ちた造形で知られています。

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