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1979年に鋳造され、カナダの王室造幣局が発行している地金型金貨をメイプルリーフ金貨と呼びます。（24K（純度99. 99パーセント以上））
表面にエリザベス二世の横顔が、裏面にサトウカエデの葉が描かれています。

1986年に鋳造され、オーストラリア連邦・西オーストラリア州政府公営のパース造幣局が発行している地金型金貨をカンガルー金貨と呼びます。（純度：99.99%以上の「9999+」フォアナイン・プラス）
表面に英国女王エリザベス2世の肖像が、裏面に金貨の名前にも使われているカンガルーが描かれています。人気の理由の1つとして、このカンガルーは毎年デザインが異なるため、コレクション（収集型金貨）要素があります。

1982年に鋳造され、中国造幣公司より発行された地金型金貨をパンダ金貨と呼びます。99.9％以上の純金でできており、パンダ金貨は毎年発行されています。表面にジャイアントパンダが、裏面に北京天壇が描かれています。カンガルー金貨のように、表面のパンダのデザインは毎年変わるため、発行年にもよりますが高額で収集家の中で取引されています。

中国の造幣公司が発行している、約22K（純度91.7％）の金貨を中国十二支金貨と呼びます。発行年の1981年（酉）は250元が、1982年（戌）は200元が、猪年からは150元となりました。希少性の高さは、200枚程度と少ない鋳造枚数のためです。

マン島政府が発行している金純度99.99％の金貨を、マン島キャット金貨と呼びます。表面に英国の現女王エリザベス2世が、裏面に世界の猫の図柄が毎年違って描かれています。（1988年以降）金貨と銀貨合わせて24種類が2011年までに発行されています。
※マン島…アイルランドとイギリス本島の間にある、日本で言う淡路島くらいの大きさの島のこと。イギリス王室属領で自治権をもっている。「マン島の」の意味であるマンクスポンドが通貨で、レートはイギリスのポンドと同じ。

1ポンド金貨を模して、南アフリカ共和国の造幣局から発行されていた地金型金貨をクルーガーランド金貨と呼びます。
表面にポール・クリューガーの肖像（南アフリカ・トランスヴァール共和国の元大統領）が、裏面にスプリングボック（アンテロープの一種）が描かれています。
【1892年〜1900年発行／22K／製造枚数：約5000万枚】
※金は、正確には1トロイオンス (約31.1g) を含んでいます。