【切手の豆知識3】切手の用語集2

■切手帳

数枚ないし数十枚の切手に表紙をつけて小冊子にしたものを切手帳といい、切手の販売方法のひとつで、携帯または保管に便利なように考案されました。
切手帳は、1895年にルクセンブルクで世界で初めて登場し、1906年に日本でも登場しました。
携帯に便利なこと以外にも切手帳には良い面があり、優れた広告媒体としても利用された切手帳の表紙は、フランスでは、衣料メーカーが広告とともに服地見本まで付けた切手帳の表紙が存在します。
楽しいイラストや写真を印刷した表紙の切手帳を、広告ではなくコレクターズ・アイテムとして盛んに発行する国や地域もあります。日本では、「ゆうペーン」と愛称をつけて切手帳を販売していました。

■記念切手

なんらかの国家的行事を記念して発行される郵便切手のことを記念切手といいます。
普通切手のように販売期間や枚数・販売される郵便局に定めのないものと異なり、一定枚数のみ印刷され、販売期間や枚数・販売される郵便局に使用できる期間までも場合によっては制限されるのが特徴です。
1871年4月にペルーが発行した切手が世界最初の記念切手で、リマ~カヤオ間の鉄道開通20周年とチョリヨスまでの鉄道延伸を記念して発行されました(南アメリカ大陸最初の鉄道)。
記念切手の題名は、何の記念かを明示するためにつけられる事が一般的に多いのですが、説明がなにもない場合もあります。
また慣例的に、記念切手には西暦で年号が入れられていますが、古い時代の切手にはないものが多く、現在でも入っていない場合もあります。
日本では、記念切手が数年に一度しか昭和初期までは発行されていませんでしたが、第二次大戦後から発行は毎年のようにされるようになり、毎年数十種の記念切手が現在では発行されています。

■透かし

1840年、イギリスで発行された世界最初の切手“ペニー・ブラック”は、切手の偽造を防ぐ目的で「透かし」入りの用紙に印刷されていました。

〜透かしの原理〜
(1)網に、あらかじめ用意していた図形や文字の金属片を固定して紙をすく。
(2)ここから紙をはがすと、他の部分より金属片の部分は薄くなる。
(2)紙を光にかざすと、この部分が透けて見える。

日本では、大正時代の普通切手が最初に発行された透かし入りの切手です。郵便使用を目的とした偽造切手が大正2年9月に発見されたことが契機になったと考えられています。

<過去に発見されたすかし>
・「大正すかし」…稲妻型の線が並んでいる模様。最初に発行された透かし入りの切手。
・「震災すかし」…破線が連続した模様。大正12年の関東大震災の影響で急遽作られた切手に用いられました。
・「昭和すかし」…半円と直線が組み合った模様。昭和12年から昭和25年まで用いられました。

印刷技術の向上により切手の品質が高まった昭和26年以降は、偽造の恐れがないということで、透かしが日本の切手には入らなくなりました。

■小判切手

日本で最初に作られていた切手では、職人が手で切手の印刷原版を一枚一枚掘って作っていました。
まるで手工芸品のようで、銅版画のような味わいはあるけれど大量生産には向かない、というものでした。
西洋に追いつけとばかりの殖産興業・富国強兵の時代だったの当時の日本の明治政府は、西洋の近代的な技術をさまざまな産業・教育の分野で早く学び、アメリカやヨーロッパから技術者を手に入れようと招き入れました。
切手製造および紙幣においても、イタリア人のエドアルド・キヨッソーネが指導者として招かれ(印刷産業の先進国ドイツの印刷会社勤務)、ヨーロッパの精密な印刷方式のエルヘート凸版(ハンダ盛り上げ電胎法凸版)による切手が彼の指導により作られ、これを「小判切手」と、いわれています。
小判型の輪郭が切手のデザインの中央部分に描かれていたため、小判切手という名前で呼ばれています。

■ピンセット・ヒンジ・マウント

<ピンセット>
切手を扱うための道具です。切手が痛まないように切手専用に先端が平たくなっています。
切手を扱い際は、素手で切手を触ると脂などが付き劣化を招いてしまうのでピンセットを使用しましょう。

<ヒンジ>
乾燥糊が引かれた小さな紙片のことです。
アルバムリーフに切手を直接貼るのではなく、このヒンジを使って貼り付けることで貼ったり剥がしたりすることが可能になるので、切に大きなダメージを与えません。

<マウント>
ポケット状の透明フィルムで裏側に糊がついていて、アルバム・リーフに切手を収納するときに用いられます。ヒンジ跡というものがヒンジではどうしても残ってしまいますが、マウントを使えば切手はきれいなままです。しかし、切手がしっかりと固定されないマウントはトラブルも多く、マウントの中で移動したり、場合によってはマウントから脱落したりすることもあり、ヒンジを使用するコレクターも現在ではいます。

■マキシマムカード

初日カバーと性質が似ています。
マキシマムカードは、新切手が発行されたときに作られるものというイメージが現在では強いですが、そもそもの始まりは、欧米人たちが19世紀末から20世紀初頭にかけてエジプトを旅行した際、ピラミッドとスフィンクスが描かれた当時のエジプト切手を見て、絵はがきと似たようなあるいは同じデザインとなっていることを面白がり、絵面に切手を貼って差し出したのがルーツだといわれています。

〜マキシマムカードの条件〜
・絵はがきの写真や絵の面と同じデザインの切手が貼られている
・その写真や絵に関連する場所の消印が押されている
・消印の日付はその切手が発行された日

■メータースタンプ

郵便局名・郵便料金・年月日が赤色で表記された、鉄道の切符くらいの大きさのラベルが、郵便物に貼られたり、郵便物に直接印刷されている場合がありますが、この切手は、郵便局で販売されたものではなく、郵便料金計器という機械で印字されたものです。
「メータースタンプ」とは、郵便料金の計器によって示された印影のことを呼ぶのです。
郵便局では「証紙(しょうし)」と呼ばれているもので、郵便規則第45条において、日本では形状や大きさ、使用方法などが細かく定められています。
郵便料金計器は、郵便料金を示すマークを郵便物に印字すると同時に、その郵便料金を記録します。
郵便料金を徴収するための機械で、差し出した郵便物の数と料金を計算します。
効率化を図れることから、1960年代以降この郵便料金計器を民間企業や官公庁の多くが使用しています。
広告媒体としての効用もあり、効率化の他にも、郵便局名・郵便料金・年月日を示した印影の横に、使用者が宣伝したいイラストや文言を表記することができます。
(例)映画会社では、配給する映画のPRに利用しています。

■紙製ではない切手

切手のほとんどは、紙に印刷されて生産されます。
紙に印刷することが最も適している理由は、需要の関係と切手が均一な品質の大量生産品であり、大量に材料が必要かつ迅速な生産が求められているためです。
しかし、発展途上の国々の中に欧米の企画会社と手を組んで、紙製ではない切手を製造・発行し、外貨を稼ぐ国が1960年代後半に見られるようになりました。
特にヒマラヤの王国ブータンは、プラスチックや薄い鉄板、絹などに印刷した切手を多数発行していて、見る角度で絵柄が変わるステレオ印刷の切手もあります。
1973年には、「レコード切手」と呼ばれる実際に国歌・民族音楽を聴くことができるソノシートの形状の切手を発行しました。
他にも、セルロイド製、アルミニウム製、スチール製などの切手もあります。

■オリンピック切手

オリンピックの開催に際して、世界中から毎回記念切手が発行されています。
現在では、オリンピック開催国はもちろんのこと、オリンピックに参加していない国や地域、オリンピックに参加する国や地域からも記念切手が発行されています。
ちなみに、五輪のマーク、オリンピックのシンボルがデザインされた切手は、ポルトガルが1928年に発行し、オリンピックの競技をデザインにした切手も同じ年に発行されました。
開催国であるオランダが8種(陸上、サッカー、砲丸投げ、フェンシング、ボート、ヨット、馬術、ボクシング)、ポルトガルが1種(ハードル)、アメリカが1種(陸上)の競技をデザインした切手の発行をしました。

■切手のサイズ

イギリスで1840年に発行された世界最初の切手、“ペニー・ブラック”の大きさは縦2.4cm×横2.1cmです。
日常的に郵便物に使われる世界の切手(普通切手)のほとんどが、このペニー・ブラックの寸法に現在も準じています。
切手発行最初期は日本の普通切手も一定していませんが、明治9年の1876年以降は、ヨーロッパの切手製造技術を会得したため、縦2.6cm×横2.2cmの大きさが標準的になりました。
ちなみに、モンゴルで2004年に発行された切手が世界最大の切手で、縦18.6cm×横13.5cmです。
逆に、北ドイツ地方に存在していたメクレンブルク・シュバリーン大公国が1856年に発行したものが世界最小の切手で、大きさは縦1.1cm×横1.1cmでした。

■年賀切手と年賀郵便

年賀状を送付するために使用する切手を、年賀切手といいます。
日本では、平安時代から新年の挨拶をするという習慣はあったと言われています。
郵便制度が整い始めた明治時代からは、年始の挨拶として年賀状を送る人が急増してきました。
現在の年賀状のシステムが無かった明治の初めごろは、年賀状の配達と引受けが多忙だったそうです。
そして明治39年の1906年、現在の元旦に年賀状をいっせいに配達する、というシステムが始まりました。
しかし、このときは年賀切手は発行されず、年賀切手が日本で最初に発行されたのは昭和10年の1935年12月1日で、昭和11年用の年賀切手として発行されました。
年賀状に貼る年賀切手のデザインは、新年に因んだおめでたい図案です。
戦争の影響で発行が一度停止した年賀切手ですが、昭和24年用の年賀切手が昭和23年の1948年12月13日に発行されてから今日まで、毎年一度も欠かすことなく発行され続けています。

■軍事切手

郵便物を軍人が送る際、差出通数の管理などを目的に貼り付けさせる切手のことを軍事切手といいます。世界各国の軍隊が使用するための軍事切手が、第二次世界大戦までは発行されていました。
手紙以外の衛星やインターネットなどの手段やスタンプレス化が進んだことがあるため、軍事切手が発行されることは現在ではほぼ無くなりました。
1910年から1944年まで使用されていた日本では月に2枚、南洋諸島や関東州、中国や朝鮮半島に駐留していた大日本帝国陸海軍の下士官兵士に支給されていました。
普通切手の上に「軍事」の文字を加刷したものが日本の軍事切手でした。
1921年、中国の山東半島に駐屯していた日本軍に支給する軍事切手の準備が遅れたため「青島軍事切手」が現地で無断に作られました。数が少ないため大変高価な軍事切手ですが、大量に偽造品が出回っています。

■手彫切手

日本の切手は、上記に書いてある「小判切手」が発行される以前、印刷する原版に1シート40面分を1枚ずつ、切手の図柄を手で彫って作っていました。
全く同じ版を作る事は手彫りなので困難で、偽造防止にも役立ちました。
手彫切手は大量印刷には向かない手作業による手法のため、発行されたのは5年間でした。
後に、印刷技術が海外から導入され廃れてしまいましたが、現在でも手彫りの版が一部の切手に重ねられる例もあり、手彫りの版自体は存続しています。

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