【宝石の豆知識1】宝石の硬さについて

■どんなもののことを宝石と言うの?

<第1条件>

宝石とは何よりその外観が美しいこと。

<第2条件>

稀少性が高いということ。宝石と呼ばれるもののほとんどが鉱物で、5000種近くもの鉱物が地球上にはあるといわれています。その中でわずか50種ほどしか、宝石に区分されているものはありません。

<第3条件>

宝石の条件としては、耐久性、特に硬度が高いことが挙げられています。これは、硬度が低い鉱物の場合、経年による劣化・摩擦風化のために表面が傷ついたり、カットの角が丸みを帯びたりしてしまい、宝石としての観賞価値が失われてしまうからです。

■宝石の硬さについて

先ほど、宝石の条件として耐久性が必要なことを書きましたが、それはただ単に硬いということだけではなく、薬品・光・熱などに対する抵抗力も必要です。また、硬さには2種類あります。
ひとつは、モース硬度というのが一般的によく知られています。これは引っかき傷に対する抵抗力を10段階に分けたものです。
もうひとつは、欠けや割れに対する抵抗力です。この欠けや割れに対する抵抗力をじん性と言い、モース硬度と同じくじん性も10段階に分けられています。モース硬度が10で一番硬いものがダイヤモンド、次に硬度9のサファイア・ルビーで、ダイヤモンドだけがサファイア・ルビーを引っかいて傷をつけることができます。また、”硬度10と硬度9”の硬さの違いと”硬度9と硬度1”の硬さの違いでは、硬さの差は”硬度10と硬度9”のほうが大きいです。これは、モース硬度の数値は絶対値でつけているのではなく相対値でつけているためです。ダイヤモンドは傷に対してはとても耐久力があるからといって壊れにくいというわけではなく、じん性が低いために割れやすい性質にあります。これに対して、モース硬度7の翡翠などは、結晶が石の内部で繊維状に集まっているためじん性が高く、割れにくい性質となっています。
一般的に宝石の硬さについてはじん性が5以上、硬度は7以上が目安といわれています。

■モース硬度表

10 ダイヤモンド
9 サファイア、ルビー
8 トパーズ、スピネル、ルビー、サファイア、翡翠
7.5 ダイヤモンド
7 石英
6 正長石、ペリドット
5 燐灰石、トパーズ、エメラルド(5~5.5)
4 螢石
3 方解石
2 石膏・岩塩
1 滑石

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